パソコンのシリアル番号や型番・メーカーは、本体に貼られているシールなどから確認できます。
しかし、シールが確認しづらい場所に貼られていたり、汚れや剥がれで読み取れなかったりする場合があります。
そのような場合は、Windowsに登録されている情報をコマンドから確認できます。
本記事では、Windows 11のコマンドプロンプトから、パソコンのシリアル番号・型番・メーカーを確認する方法を紹介します。
2026年現在、Windows 11では従来使われていたWMICが削除されています。そのため、本記事ではWMICではなく、コマンドプロンプトからPowerShellの「Get-CimInstance」を実行する方法を使用します。
シリアル番号の確認
パソコンのシリアル番号を確認するには、コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。
【コマンド】
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1 |
powershell -NoProfile -Command "(Get-CimInstance -ClassName Win32_BIOS -Property SerialNumber).SerialNumber" |
コマンドを入力して「Enter」キーを押すと、Windowsに登録されているシリアル番号が表示されます。
Microsoftの仕様では、ここで取得している「SerialNumber」はWin32_BIOSのシリアル番号情報です。
なお、表示される値はパソコンメーカーが登録している情報に依存します。機種によっては空欄になったり、一般的な文字列が表示されたりする場合があります。
型番の確認
パソコンの型番を確認するには、以下のコマンドを実行します。
【コマンド】
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1 |
powershell -NoProfile -Command "(Get-CimInstance -ClassName Win32_ComputerSystem -Property Model).Model" |
「Enter」キーを押すと、Windowsに登録されているパソコンのモデル名が表示されます。
Microsoftでは、Win32_ComputerSystemの「Model」を、製造元がコンピューターに設定した製品名として定義しています。
ただし、実際の商品名や販売時の型番と完全に一致するとは限りません。メーカーのサポートページで正確な機種を特定する必要がある場合は、本体のラベルやメーカーのサポートアプリなどもあわせて確認してください。
メーカーの確認
パソコンのメーカーを確認するには、以下のコマンドを実行します。
【コマンド】
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1 |
powershell -NoProfile -Command "(Get-CimInstance -ClassName Win32_ComputerSystem -Property Manufacturer).Manufacturer" |
「Enter」キーを押すと、Windowsに登録されているパソコンのメーカー名が表示されます。
Microsoftでは、Win32_ComputerSystemの「Manufacturer」をコンピューターの製造元として定義しています。
シリアル番号・型番・メーカーをまとめると
| 確認する情報 | 使用する情報 |
|---|---|
| シリアル番号 | Win32_BIOS / SerialNumber |
| 型番 | Win32_ComputerSystem / Model |
| メーカー | Win32_ComputerSystem / Manufacturer |
CPUやメモリ、BIOSなど、パソコンの情報をまとめて確認したい場合は以下の記事も参考にしてください。
以前使われていたWMICコマンドについて
以前のWindowsでは、シリアル番号や型番・メーカーを確認する方法としてWMICがよく利用されていました。
代表的なコマンドは以下です。
シリアル番号
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1 |
wmic bios get serialnumber |
型番
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1 |
wmic csproduct get name |
メーカー
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1 |
wmic csproduct get vendor |
しかしMicrosoftは、現在サポートされているWindows 11からWMICユーティリティを削除しています。
WMICというコマンドラインツールは削除されましたが、その基盤となるWMI自体が削除されたわけではありません。
そのため、現在はPowerShellの「Get-CimInstance」などを利用する方法が推奨されています。
▶ Microsoft:WindowsからのWMICの削除について
シリアル番号や型番が正しく表示されない場合
今回のコマンドで取得できる情報は、パソコンメーカーがWindowsから参照できるハードウェア情報として登録している値です。
そのため、パソコンによっては次のような状態になる場合があります。
- シリアル番号が空欄になる
- メーカー独自の文字列が表示される
- 型番ではなく製品シリーズ名が表示される
- 本体に記載された販売型番と異なる
この場合、同じコマンドを繰り返しても結果は基本的に変わりません。
正確なシリアル番号や製品型番が必要な場合は、パソコン本体のラベル、BIOS・UEFI画面、メーカーのサポートアプリや公式サイトなども確認してください。
よくある質問
「wmic は認識されていません」と表示されます
現在のWindows 11ではWMICが削除されているため、正常な状態でも「wmic」が実行できない場合があります。
WMICを再インストールするのではなく、本記事で紹介している「Get-CimInstance」を使用したコマンドを実行してください。
シリアル番号や型番が空欄になります
取得結果はパソコンメーカーが登録している情報に依存します。
情報が登録されていない場合や、メーカー独自の値が設定されている場合は、正しいシリアル番号や型番が取得できないことがあります。
その場合は、本体のラベルやメーカー公式の確認方法を利用してください。
Windowsのプロダクトキーも確認できますか?
いいえ。本記事で確認しているシリアル番号は、パソコン本体を識別するための情報です。
Windowsのライセンス認証に使用されるプロダクトキーとは別の情報です。
