Windowsでコマンドプロンプトから無線LANプロファイルをエクスポートとインポートを行う流れは大まかに以下のようになります。
また無線LANプロファイルの削除コマンドも説明します。
複数台のPCへ無線LAN接続の設定を行う場合に一つの設定をエクスポートし、他の端末にインポートすることで設定を簡略かすることができるので非常に便利なコマンドです。
1.無線LANプロファイル名の確認
2.XMLファイルに無線LANプロファイルをエクスポート
3.XMLファイルを指定し無線LANプロファイルをインポート
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対象の無線LANプロファイル名を確認
次のコマンドで対象のプロファイル名を確認します。
書式
netsh wlan show profile
使用例
> netsh wlan show profile
この例ではプロファイル名が「Buffalo-G-50F0」と確認できます。
無線LANプロファイルのエクスポート
次のコマンドで無線LANプロファイルをエクスポートします。
エクスポートされるファイル形式はxml形式になります。
書式
netsh wlan export profile name="プロファイル名" folder=出力先パス
使用例
> netsh wlan export profile name="Buffalo-G-50F0" folder=C:\Temp
エクスポートされたファイル名は「インターフェイス名-プロファイル名.xml」の形式で保存されます。
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無線LANプロファイルのインポート
書式
netsh wlan add profile filename="エクスポートしたxmlのファイルパス"
使用例
> netsh wlan add profile filename="C:\Temp\ワイヤレス ネットワーク接続-Buffalo-G-50F0.xml"
無線LANプロファイルの削除
無線LANプロファイルを削除するにはプロファイル名を指定する必要があります。
事前に「netsh wlan show profile」コマンドで調べてください。
書式
netsh wlan delete profile name="プロファイル名"
使用例
> netsh wlan delete profile name="Buffalo-G-50F0"