従量制課金接続とは通信するデータ量によって課金する接続方法です。
この設定を有効にするとアプリの更新やWindows Update、ダウンロード等が一部制限されることがあります。
モバイルルーターやスマートフォンでのテザリング等を使用してパソコンでインターネット接続を行うときに設定することにより、更新等を減らし通信量を節約することができます。
また従量制課金接続として設定するで使用されているレジストリも紹介します。
それでは従量制課金接続として設定する方法を説明します。
従量制課金接続として設定する
1.「スタート」-「設定」の順番にクリックします。
2.Windowsの設定が開くので「ネットワークとインターネット」をクリックします。
3.「Wi-Fi」または「イーサネット」をクリックします。
※従量制課金接続の設定はネットワークごとに設定する必要があります。
4.設定を変更するネットワークをクリックします。
5.「従量制課金接続」欄にある「従量制課金接続として設定する」のスイッチを「オン/オフ」することで設定が行えます。
以上で設定操作完了です。
レジストリ設定値
Wi-Fiとイーサネットではキーや値の名前、値の種類が変わってきます。
Wi-Fi
キー |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\WlanSvc\Interfaces\{XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX}\ Profiles\{XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX}\MetaData |
値の名前 | User Cost |
種類 | REG_BINARY ※バイナリ値 |
値のデータ | 00 00 00 00 02 00 00 00 = オフ 02 00 00 00 02 00 00 00 = オン |
イーサネット
キー |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\DusmSvc\ Profiles\{9EBB8994-CEE5-447A-BA5B-0877540AF6B4}\* |
値の名前 | UserCost |
種類 | REG_DWORD ※DWORD(32ビット)値 |
値のデータ | 0 = オフ 2 = オン |