Adobe Acrobat Reader DC には「Continuous版」 「Classic版」が存在し一般的に使用されている「Continuous版」は常に最新のバージョンを維持する為に自動アップデートが行われるようになっています。
Windowsの「Adobe Acrobat DC/Acrobat Reader DC(Continuous版)」自動アップデート設定と自動アップデートの挙動設定はソフトウェア上からの操作で変更は行えません。
その為「Adobe Acrobat DC/Acrobat Reader DC(Continuous版)」の 自動アップデート設定と自動アップデートの挙動設定はレジストリ値の編集操作で行ないます。
※Adobe Acrobat Reader DC(Classic版)では以前のバージョンⅩ~Ⅺと同じ方法でアップデート管理が可能です。
以下のレジストリを編集して設定を変更することができます。
自動アップデート設定のレジストリ値
この設定は自動アップデートの停止と、ヘルプの「アップデートの有無のチェック」が非表示になります。
キー | 【32bit版】 HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Adobe\Acrobat Reader\DC\FeatureLockDown 【64bit版】 HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Policies\Adobe\Acrobat Reader\DC\FeatureLockDown |
値の名前 | bUpdater ※新規作成する |
種類 | REG_DWORD |
値のデータ | 0=自動アップデート無効 1=自動アップデート有効 |
自動アップデート挙動設定のレジストリ値
キー | 【32bit版】 HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Adobe\Adobe ARM\Legacy\Reader\{AC76BA86-7AD7-1041-7B44-AC0F074E4100} 【64bit版】 HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Adobe\Adobe ARM\Legacy\Reader\{AC76BA86-7AD7-1041-7B44-AC0F074E4100} |
値の名前 | Mode |
種類 | REG_DWORD |
値のデータ | 0=自動アップデートのダウンロードを行わない 1=自動アップデートのダウンロードを行わない 2=自動的にダウンロードするが、インストール行わない。 3=自動的にダウンロードとインストールを行う【既定】 4=ダウンロードが可能な場合に通知する。 |
【注意点】Adobe公式サイトには以下のような注意書きがあります。
つまり、modeキーで利用するべきキーの値は 2 か 3 か 4 だけです。
出典:https://helpx.adobe.com/jp/acrobat/kb/cq05201026.html
注意に従って「0」と「1」は使わずに、「2」「3」「4」のいずれかを設定しましょう。