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【Internet Explorer11】イントラネット サイトを互換表示で表示する

更新日:

 
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Internet Explorerの設定で「イントラネット サイトを互換表示で表示する」が有効になっている場合にイントラネット環境にあるグループウェア等で互換表示され正常に動作しないことがあります。

私が経験した症状はJava Script(.jsファイル)が動作しない状態となってしまいました。

その時はIE7の互換モードで動いていたことが原因で「イントラネット サイトを互換表示で表示する」の設定を変更したところ改善しました。

イントラネット内のWebサーバーへアクセスした際に正常に表示されないときに「イントラネット サイトを互換表示で表示する」の設定を確認してみるのも良いかもしれません。


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「イントラネット サイトを互換表示で表示する」の設定変更

Internet Explorerから設定を変更するにはIEを起動し「歯車アイコン」-「互換表示設定(B)」の順番に開きます。


 
 
互換表示設定の画面が開くので「□イントラネット サイトを互換表示で表示する」のチェックボックスを変更することで設定を変えることができます。


 
 
レジストリとローカルグループポリシーから設定を変更する場合は以下の方法を実施してください。
 

レジストリ:イントラネット サイトを互換表示で表示する

以下のレジストリ値をレジストリエディタを使用し設定してください。
 

レジストリ設定値

キー HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\BrowserEmulation
値の名前 IntranetCompatibilityMode
種類 REG_DWORD ※DWORD(32ビット)値
値のデータ 0 = 無効
1 = 有効


 
 

レジストリ設定手順

1.「スタート」を右クリックし「ファイル名を指定して実行」をクリックします。


 
 
2.名前欄に「regedit」と入力し「OK」をクリックします。


 
 
3.「ユーザーアカウント制御」が表示されるので「はい」をクリックします。


 
 
4.「レジストリエディタ」が起動するので画面左側のキーを次の順番で開きます。

「HKEY_CURRENT_USER」→「Software」→「Microsoft」→「Internet Explorer」→「BrowserEmulation」

 
 
6.画面右側の項目の「IntranetCompatibilityMode」を右クリックし「修正」をクリックします。


 
 
7.「値のデータ」欄に「0」または「1」を入力し「OK」をクリックします。

0 = 無効
1 = 有効


 
 
以上で設定完了です。
 
 


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ローカルグループポリシー:ローカルイントラネットでInternet Explorer標準モードを有効にする

以下の値をローカルグループポリシーを使用し設定してください。
 

ローカルグループポリシー設定値

場所 「コンピュータの構成」-「管理用テンプレート」-「Windows コンポーネント」-「Internet Explorer」-「互換表示」
項目 ローカルイントラネットでInternet Explorer標準モードを有効にする
設定値 ・未構成
・有効 = 「イントラネット サイトを互換表示で表示する」のチェックが外れる
・無効 = 「イントラネット サイトを互換表示で表示する」のチェックが入る


 
 

【ヘルプ】
このポリシー設定では、Internet Explorer でローカル イントラネット コンテンツをどのように表示するかを制御します。イントラネット コンテンツは、ローカル イントラネット セキュリティ ゾーンに属するすべての Web ページとして定義されます。

このポリシー設定を有効にすると、Internet Explorer ではローカル イントラネット コンテンツに現在のユーザー エージェント文字列を使用します。さらに、すべてのローカル イントラネット標準モード ページは最新の Internet Explorer の標準モードで表示されます。ユーザーが [互換表示設定] ダイアログ ボックスでこの動作を変更することはできません。

このポリシー設定を無効にすると、Internet Explorer ではローカル イントラネット コンテンツに Internet Explorer 7 ユーザー エージェント文字列 (追加文字列が追加されます) を使用します。さらに、すべてのローカル イントラネット標準モード ページは Internet Explorer 7 標準モードで表示されます。ユーザーが [互換表示設定] ダイアログ ボックスでこの動作を変更することはできません。

このポリシー設定を構成しないと、Internet Explorer ではローカル イントラネット コンテンツに Internet Explorer 7 ユーザー エージェント文字列 (追加文字列が追加されます) を使用します。さらに、すべてのローカル イントラネット標準モード ページは Internet Explorer 7 標準モードで表示されます。このオプションにより、既存の Web ページとの互換性を最大限に保つことができますが、一般的なインターネット標準で記述されたより新しいコンテンツは正しく表示されない場合があります。このオプションが Internet Explorer の既定の動作です。

 
 

ローカルグループポリシー設定手順

1.「スタート」を右クリックし「ファイル名を指定して実行」をクリックします。


 
 
2.名前欄に「gpedit.msc」と入力し「OK」をクリックします。


 
 
3.「ローカルグループポリシーエディタ」が起動するので次の順番で開きます。
「コンピュータの構成」→「管理用テンプレート」→「Windows コンポーネント」→「Internet Explorer」→「互換表示」


 
 
4.「ローカルイントラネットでInternet Explorer標準モードを有効にする」を右クリックし「編集(E)」をクリックします。


 
 
5.「有効」を選択し「OK」をクリックします。

・有効 = 「イントラネット サイトを互換表示で表示する」のチェックが外れる
・無効 = 「イントラネット サイトを互換表示で表示する」のチェックが入る


 
 
6.パソコンの再起動を実施すると設定が有効になります。

以上で設定完了です。
 

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