"Google Chrome を閉じた際にバックグラウンド アプリの処理を続行する"の設定です。
Chromeブラウザを閉じた後もバックグラウンドでプロセスが残ってしまう場合に、この設定を"オフ"にすることでプロセスを終了することができます。
メモリ消費を抑えたい場合に有効な手段となります。
Google Chromeの既定値では"オン"に設定されています。
GUI設定箇所
レジストリ・グループポリシーで以下の箇所を設定できます。
レジストリ
キー | HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Google\Chrome または HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Google\Chrome |
値の名前 | BackgroundModeEnabled |
種類 | REG_DWORD ※DWORD(32ビット)値 |
値のデータ | 0=オフ(無効) 1=オン(有効) |
グループポリシー
グループポリシーでは以下の項目に対応
※前提条件としてGoogle Chromeポリシーテンプレートのインストールと設定が必要
▶Google Chrome ポリシーテンプレートの追加方法
場所 | [コンピューターの構成/ユーザーの構成]-[管理用テンプレート]-[Google]-[Google Chrome] |
項目 | Google Chrome を閉じた際にバックグラウンド アプリの処理を続行する |
設定値 | ・未構成 ・有効 ・無効 |
ヘルプ:
Google Chrome プロセスが OS ログインで開始してから最後のブラウザ ウィンドウが閉じるまで動作し続けているかどうかを判断し、バックグラウンド アプリや現在のブラウジング セッション(セッション Cookie を含む)がアクティブな状態を維持できるようにします。このポリシーを True に設定すると、バックグラウンド モードが有効になります。ユーザーがブラウザ設定で変更することはできません。
このポリシーを False に設定すると、バックグラウンド モードが無効になります。ユーザーがブラウザ設定で変更することはできません。
このポリシーが未設定の場合、バックグラウンド モードは最初は無効の状態です。ユーザーはブラウザ設定で変更することができます。