プロキシサーバーを経由している環境の場合にインターネットオプション(Internet Explorer)のプロキシ設定ではWindows UpdateやWindowsOSのライセンス認証が失敗してしまう場合があります。
その様な場合はWinHttpプロキシを設定することで正常に接続ができるようになります。
WinHttpプロキシはコマンドプロンプトを使用してコマンドラインで設定を行います。
使用するコマンドは以下の「netsh winhttp」です。
>netsh winhttp /?
使用できるコマンドは次のとおりです:
このコンテキストのコマンド:
? - コマンドの一覧を表示します。
dump - 構成スクリプトを表示します。
help - コマンドの一覧を表示します。
import - WinHTTP プロキシ設定をインポートします。
reset - WinHTTP 設定をリセットします。
set - WinHTTP 設定を構成します。
show - 現在の設定を表示します。
コマンドのヘルプを表示するには、コマンドの後にスペースを入れ、
? と入力してください。
ではWinHttpプロキシの設定、確認、リセット方法を説明します。
Winhttpプロキシの設定
Winhttpプロキシの設定方法以下の2通りあります。
・任意のプロキシアドレスを指定して設定する方法
インターネットオプションで設定されているプロキシをインポートし設定
以下のコマンドを実行すると設定が行なえます。
任意のプロキシアドレスを指定して設定
バイパスリストは「インターネットオプション」の「例外」の項目です。
【書式】
【設定例】
確認
設定されているWinhttpプロキシの内容を確認するには以下のコマンドを実行します。
プロキシ設定をリセット
Winhttpプロキシの設定をリセットしたい場合は以下のコマンドを実行します。